シートやドアトリム等の自動車内装部品の価格交渉や納品までのスケジュール管理を担うほか、技術部門と協働し品質向上やコストダウンに向けた取り組みを行う。また新幹線や飛行機のシートのコンペに参加するなど、新たな領域にも挑戦中。
学生時代、留学先で数多くの“Made in JAPAN”を発見し、誇らしく思ったことがきっかけで「世界を舞台に働くこと」を軸に就職活動を行う。特に、クルマの中でもユーザーに最も長時間接する「内装」に興味を持ち、トヨタ紡織に入社。
お客様との商談や折衝と、それによる利益の確保が私たち営業の使命です。シートや内装を手掛けるメーカーは当社だけではありません。その中で、お客様に選ばれるご提案をしつつ、しっかりと当社の利益を確保する。そのためのシナリオを自分で考え、行動することが求められます。私が心がけていることは、お客様に製品の実物を見ていただき、そこに込められた技術の高さを丁寧に説明し、納得していただくこと。そのために、当社の技術部門と協力して専門的な知識を補い、ロジックを強化することもあります。自動車業界は販売台数が多いため、一つ一つの製品のわずか数円の価格変動が、世界全体では数千万円の影響を与えます。当社の技術力や品質の高さをお客様にご理解いただき、適正な価格でご購入いただけるかどうかは、まさに会社の顔である営業の手腕にかかっていると言っても過言ではありません。利益の確保は営業の使命ですが、そのためにはお客様との信頼関係や他部署との連携が必要不可欠です。日頃から周りの人との関わりを大切にすることこそが、未来の取引につながり、当社の技術や価値を次の世代に受け継ぐことにもなると思っています。
営業として数年間走り続けてきて、折衝力・推進力など、自身の成長を実感することもありますが、まだまだ道半ばです。更なる成長に向け、現在の目標として「目の前の仕事をやりきること」を掲げています。当たり前のことのようにも思いますが、なかなか難しいのが実情です。ですが、「当たり前のこと」を当たり前のように実行できてこそ、次のレベルの「当たり前」が見えてくる。そのステップを着実に踏むことが、会社をリードする存在になる一番の近道だと考えています。将来的には、入社前からの目標であるグローバル人材として、世界で活躍したいと思っています。トヨタ紡織は世界中に拠点がありますので、どこに行っても活躍できる存在になるべく、邁進していきたいです。
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